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r(-●_●-)空耳φ ★:2008/05/29(木) 13:38:37 0
迷子の子猫ちゃんの育てのママは、優しいわんこ――。
白浜町の林宜伸さん(43)宅の飼い犬が、拾われてきた猫の赤ちゃんに
お乳をあげたり、おしりをなめたりと、育児に一生懸命だ。
しかも、犬は妊娠していないのに母乳が出ているという。
母性愛の不思議に周囲は驚いている。
犬は真っ白なマルチーズの「ベンジー」、メス3歳。元捨て犬だ。
子猫も近所の人が拾ってきた。真っ黒で生後約3週間のメス。
丸くなって乳を飲む姿から「マリモ」と名付けられた。
妻の広美さん(48)はひと晩、生まれて間もないマリモに猫用のミルクを
哺乳(ほにゅう)ビンで与えた。
翌朝、ベンジーのおっぱいに吸い付いているマリモを見つけた。
驚いたが、そのほほえましい姿に「妊娠してないから、お乳は出ないのに
ね」と夫と笑っていた。
でも、マリモはいつまでも吸い付いている。「もしかしたら」とベンジーの乳首
を押すと母乳が出た。
ベンジーは、マリモに1日に約10回程度授乳をしている。マリモがおっぱい
を探ると横になる。おしりをなめて排便を促したり、体をなめて毛づくろいを
したりもしている。
広美さんは「この姿に癒やされます。まるでほんとうの親子みたい」と目を
細める。現在、手のひらよりも少し大きくなったマリモはベンジーにべったり。
よちよち歩きでついて回っている。
ベンジーを診ている井本清獣医師(66)は「犬が猫を育てることや、その
逆もよくあります。ベンジーの場合は偽妊娠の現象で、子猫に刺激され、
ホルモンが分泌されたために母乳が出るようになったのでしょう」と話している。
http://www.asahi.com/life/update/0529/OSK200805290051.html